その他、ぺぎぃの雑学

【フランス人から見た】日本のすごいところ~その①:ここにもあそこにも自動販売機!?【海外の反応】

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日本には、たとえ日本人にとっては、常識的なことであっても、フランス人や、その他の海外から来た人達から見れば、驚きの対象となることがたくさんある。例えば、自動販売機だ。

そこで本章では、「【フランス人から見た】日本のすごいところ」第1弾として、日本にある自動販売機について書いていきたいと思う。

日本の自動販売機は数が圧倒的

とにかくどこにでもある

日本の自動販売機はとにかくどこにでもあるような気がする。観光スポット街中は勿論のこと、田舎の畑のそばや、だれも来ないであろう辺境の砂浜の上にも設置されているし、電車や新幹線といった乗り物の中にまで設置されている場合もある。

これは、日本以外の国では見たことがない現象である

例えば、フランスでは、駅の構内や、飛行場など、人が切符を買わなければ侵入できないようなところにしか、自動販売機は設置されていない。しかも、それを使う人は極めて稀である

まず、なぜ人が侵入しにくいところに設置しているかというと、おそらく治安の問題である。日本のように、細い街路にも手当たり次第にフランスの自動販売機を設置していたら、たちまち半数以上は近所の不良に壊され、中身のお金も飲料もすべて盗まれてしまうリスクがある。そのため、少なくとも街中の壁に落書きがされている場所に自動販売機を設置するのは避けるべきであるとぺぎぃは考える。

次に、なぜ駅の構内に設置されている自動販売機でも、フランス人は使うのに躊躇するかというと、壊れている可能性が高いからである。機械にお金を入れて、何の心配もなく商品を受け取れるのは日本だけだと考えてよい。フランスでは、機械にお金を入れて、商品が出てきたらまず一安心である。たわしも、地下鉄の駅などで、自動販売機から商品が出てこなくて、足で思い切り蹴飛ばしている人を何度も見かけたものだ。それをやるから、余計に機械が壊れるんだよっ!と言ってやりたい。

同じ場所に並んで何台も

今までぺぎぃが見た中で、一番多くの自動販売機が並んでいたのは、北鎌倉にある「ぬふ・いち」というレストランの前である。その数なんと、13台!しかも道路の反対側にもあり!気になる人はGoogleMapsStreetViewなどで探してみるとよい。

一体なぜそこまでして自動販売機を連続して連ねる必要があるのか、ぺぎぃには全くの謎である。

そもそも、日本で自動販売機の商法が成功しているのは、一つの面積におけるエネルギーと人件費の削減効率が高いからなのではないかと、たわしは思っている。例えば、東京の街中や、駅の構内に店舗を一つ設置して、人を何人も雇うよりも、より限られたスペースで24時間働ける機会を設置した方が、企業にとっても安上がりで効率がよいのではないか?

なのに、連続して自動販売機を、しかも同じメーカーの同じ飲料が売ってあるものを、並べて何台も設置するというのは、全く意味不明である。

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日本の自動販売機は種類が豊富

何といっても、日本の自動販売機売っているものの種類が半端ない!
以下には、フランスからやってきたぺぎぃが日本の自動販売機を見て、驚いた点を書いてみようと思う。

「冷たい飲み物」と「温かい飲み物」が同時売り

まず、日本の自動販売機では、夏には「冷たい飲み物」、冬には「温かい飲み物」にラインナップが変更されることに感心した。確かに、冬にキンキンに冷えたジュースを飲もうと思うことは少ないし、夏にアツアツのコーンポタージュを仕入れようとも思わない。これは非常に気の利いたサービスであると思う。

しかし、更に驚いたのが、「冷たい飲み物」「温かい飲み物」が同じ自動販売機同時売りされていることである。これは、日本でしか見たことがない!

一体どうやったら、同じ機械の中で「温かい飲み物」「冷たい飲み物」を混同させることができるのか、恐るべし、日本の技術力である!

飲料以外のものも売っている

普段は、飲料ばかり売っている自動販売機。フランスでも他のものが売っていても、せいぜいお菓子や、リンゴバナナと言った果物である。

しかし、日本では、飲料やお菓子以外にも、様々なものに自動販売機を活用しているのが衝撃的だった。例えば、ラーメン屋さんや牛丼屋さんの入り口にある、券売機。あれは、自動販売機と同じ原理で、お金を入れてチケットが出てくる仕組みになっている。他には、農家の近くなどで見かける自動販売機や、缶ビール自動販売機、名古屋にある「焼きあご」自動販売機が印象的だった。

特に「焼きあご」自動販売機は、一見見るとウーロン茶のボトルが並んで入っているようでいったい誰がこんなものを買いに来るのだろうかと、よく考えていたものだ。気になる人は、「名古屋 自動販売機」Google検索をしてみるとよい。

お金以外の支払い方法が使える

最後に、日本の自動販売機がすごいと感心した点は、SuicaPasmoといった、交通機関向けの電子カードで支払いができる点である。これは、非常に便利な発明だと思う。

たとえ日本が、財布に1万円札を何枚も仕込んでも危なくない国であるとしても、自動販売機で買い物をする度に、小銭やお釣りををガチャガチャやるのは非常に面倒くさい。そこで、SuicaPasmoの出番である。商品を選択して、ピッとやるだけで、ガコンッとくる。なんとすばらしいことか!

(※)小ネタとして、電子カードの残高がわからなくなった時に自動販売機に当てると、商品を買わなくても残高が記されるという裏技がある。これを弟に教えてもらった時には、さらに感激したものだ。

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