【1歳半〜2歳】子供が話し始めた言葉一覧|日仏バイリンガル体験記⑨
さて、ぺ千代(ぺちよ)ちゃん育成日記の第9話である。
前回の記事でも色々とぺ千代ちゃんの成長を紹介してきたが、今回はいよいよ「2歳ごろの言葉」について書いていこうと思う。
生後約18ヵ月ごろから、ぺ千代ちゃんは動物やくだもの、乗り物など、色々な名詞を口に出すようになってきた。日本語でちゃんと発音する単語もあれば、語尾だけを強調して発音するものもあって、なかなかおもしろい。
そこで今回は、当時のぺ千代ちゃんの語彙力を一覧表にしてまとめてみようと思う。
- 動物・鳥の名前(わんわん、にゃんにゃん、鳥など)
- 食べ物の名前(さつま芋、バナナ、おやつなど)
- 乗り物の名前(バス、車、電車など)
- 体のパーツ(目、口、鼻など)
- その他の言葉・挨拶(バイバイ、ください、ありがとうなど)
目次
①動物・鳥の名前

まずは、ぺ千代ちゃんが覚えた動物・鳥の名前から紹介していこう。
絵本や図鑑、そして「しまじろう」や「アンパンマンのおしゃべり動物図鑑」などを通じて、色々な動物の名前を覚えていったようだ。
1-1. 定番の「わんわん」と「にゃんにゃん」
わんわん
言わずもがな、犬のことを指す。
しまじろうやその他のどの絵本シリーズにも大体「わんわん」が出てくるため、覚えやすかったのだろう。散歩中に犬を見かけると、「わんわん!わんわん!」と指差して大興奮していた。
なんなん
これは本来「にゃんにゃん」といって、猫のことを指す。
まだ呂律が回らないため、正しく発音できていないようだが、それがまたかわいい。(親バカ)
1-2. 鳥たちの鳴き声シリーズ
あーあー
これは少し難しいが、空を飛ぶ鳥のことを指す。
元々はカラスの鳴き声を真似していたものだが、いつの間にか羽が生えているものは大体「あーあー」になってしまった。公園でうろついていた鳩を追いかけながら「あーあー!」と叫んでいた姿が忘れられない。
がーがー
これはアヒルや、その他の鳥のことを指す。
元々は「飛んでいる鳥=あーあー」で「地面を這っている(?)鳥=がーがー」という区別があったのだが、いつからか境界線が不明確になってしまったようだ。
1-3. フランス語が混じった動物たち
そん!
これは魚全般を指す言葉である。
由来はフランス語の「Poisson(ポワソン)」のようだ。
日本語で覚えないと日常生活に支障が出るのではないか、と言ってくる人がたまにいるが、ぺぎぃとしては時たまこのようにフランス語が混じっているのが非常に嬉しい。バイリンガル育児をしている甲斐があるというものだ。
ぱん!
これは「おひさまぱん」の「パン」を指すこともあるが、他にもウサギのことを指す言葉でもある。
なぜウサギかというと、フランス語でウサギのことを「Lapin(ラパン)」と言うため、それが語源となっているようだ。
1-4. その他の動物たち
じょお!
これは動物の「ぞう」のことを指すが、まだ呂律が回らないため「じょお!」になっているのがかわいい。
きりん
これはほぼ唯一ちゃんと発音できる動物である。
なぜかきりんのことがすごく気に入っており、図鑑でもきりんを指差して「きりん」(もしくは「きいん」)と発言している。きりんの何が好きなのかは謎だが、首が長いところが気に入っているのかもしれない。
だ
これは「ぱんだ」のことを指す。
なぜか「ぱん」と発音できるのに、語尾だけを発音するという不思議。(「ぱん」はウサギに使っているから区別しているのかもしれない)
し、もーーー
これは「うし」のことを指す。
アンパンマンの「おしゃべり動物図鑑」で牛を押すと「モーーー」と鳴くため、セットで覚えたようだ。「し!もーーー!」と言いながらモノマネをするのがかわいい。
稀に「し!かお!」と言うこともあるが、これはどうやら英語の「Cow(カウ)」が由来のようだ。
がっこ
この「がっこ」というのは「らっこ」のことである。ぺ千代ちゃんは「抱っこ」のことも「がっこ」と表現するが、動物の方はアンパンマンの「おしゃべり動物図鑑」で覚えたようだ。抱っこなのかラッコなのか、文脈で判断するしかない。
②食べ物の名前

続いては、ぺ千代ちゃんが覚えた食べ物の名前である。
大好きなおやつや果物など、食欲が動機となって覚えた言葉が多い。
2-1. ぺ千代ちゃんの大好物たち
も
これはさつま芋のことを指す。
ぺ千代ちゃんの大好物で、食事にはほぼ必ずついてくる。「も!も!」とおねだりしてくるのがかわいい。
ぼ
これは「くちどけおこめぼー」というお菓子のことを指す。
こちらもぺ千代ちゃんの大好きなスナック。変な添加物が入っていなく、お米と野菜だけというのが嬉しい。
なな
これは「バナナ」のことを指す。
初めて食べたときは感動していたようだが、おやつのカテゴリーで言えば「くちどけおこめぼー」のほうが好きなようだ。バナナより米菓子を選ぶとは、さすが日本人の血が流れているだけある。
ご
これはトリッキーだが、「りんご」を指すこともあれば「いちご」を指すこともある。
なお、りんごのことは「ぱぽー(Apple)」や「ぽん(Pomme)」と言うこともある。完全に気分次第である。
ちゃちゃ
これは「お茶」のことを指す。
基本的にはマグマグで自分で飲めるのだが、稀にわざと口から吐き出すといういたずらをしてくる。(やめてほしい・・・)
スポンサーリンク
③乗り物の名前

お次は、ぺ千代ちゃんが大好きな乗り物の名前である。
バスや電車、車など、乗り物系の語彙は豊富だ。
3-1. 車・バス系
ばす
これはシンプルに「バス」のことを指す。
頑張ってフランス語読みの「Bus(ビュス)」と言わせてみようと頑張ったが、どうやら英語読み(?)の「バス」が定着してしまったようだ。まぁ、日本ではバスのほうが通じるから良しとしよう。
ぶぶ、かい
最後に「かい」とほぼ毎回つくのは、「赤い」という意味なのか、英語の「Car」の意味なのか、まだはっきりとしていない。なんとなく後者の率が高い気がするが・・・
「ぶぶ」そのものは「車」のことを指す。フランス語で「Un Camion」でトラックのことも認識しているはずだが、「ぶぶ」は車輪がついている四輪車全般のことを指すようだ。
3-2. 緊急車両系
ぱーぽーぱーぽー
これは救急車や消防車のことを指す。
より厳密に言うと、回転灯がついている部分のことを指すようだ。あながち間違いではない。
なお、フランス語で「回転灯」のことは「Girophare」という。
カー、うぅ~
これは「パトカー」もしくは「Police Car」のことを指す。
アンパンマンの「おしゃべり乗り物図鑑」に登場した車で、音がなることから語尾に「うぅ~」を付け足しているようだ。
3-3. 電車系
しゃ、たんとん
これは「電車」のことを指す。
「たんとん」の部分は「ガタンゴトン」という音を再現しているらしい。なかなか音の再現がうまい。
④体のパーツ

続いては、ぺ千代ちゃんが覚えた体のパーツの名前である。
「お目々はどこ?」「お鼻はどこ?」と聞くと、ちゃんと指差してくれるようになってきた。これも色々と日頃からぺぎこちゃんが読んでくれている絵本のおかげだろう。
4-1. 日本語で覚えた体のパーツ
め
これはそのまま「目」のことを指す。
「お目々はどこ?」と聞くと、自分の目を指差してくれる。たまにぺぎぃやぺぎこちゃんの目をグリグリと押してくるのは少し困りものだが、ちゃんと認識しているようだ。
ち
これは「口」のことを指す。
語尾だけを発音するパターンである。「お口はどこ?」と聞くと「ち!」と言いながら口を指差してくれる。ご飯を食べるときに「お口、あー?」と言うと、ちゃんと口を開けてくれるようになった。
は
これは「歯」のことを指す。
歯磨きのときに「は!は!」と言いながら歯ブラシを持ってくるようになった。自分で磨きたがるが、仕上げ磨きは嫌がるという典型的なパターンである。
前回の記事で紹介した『だるまさんの』という絵本のおかげでもあるだろう。
け
これは「髪の毛」のことを指す。
シャンプーのときに「け!け!」と言いながら頭を触ってくる。泡が目に入らないように気をつけながら洗うのが一苦労である。
これも『だるまさんの
てて
これは「手」のことを指す。
他の言葉と違って「て」ではなく「てて」と繰り返すのが特徴。手を洗うときや、「おててを繋ごう」というときに使う。
4-2. フランス語で覚えた体のパーツ
さて、ここからがバイリンガル育児の面白いところである。
実は、体のパーツの中でもフランス語でしか反応しないものがいくつかある。
Les Sourcils(レ・スルシル)→眉毛
「眉毛はどこ?」と日本語で聞いても「?」という顔をするのだが、「Les Sourcils?」と聞くとちゃんと眉毛を指差してくれる。
どうやら、ぺぎぃが毎日フランス語で話しかけているときに「Les Sourcils」という言葉を覚えたようだ。日本語の「眉毛」は聞き慣れていないのかもしれない。
Les Oreilles(レ・ゾレイユ)→耳
これも同様で、「お耳はどこ?」と聞いても反応が薄いが、フランス語で「Elles sont où tes oreilles?」と聞くと耳を触ってくれる。
フランス語の発音がちょっと難しいはずなのに、ちゃんと聞き分けているのがすごい。(←親バカ)
スポンサーリンク
⑤その他、挨拶など

最後に、ぺ千代ちゃんが覚えた挨拶やその他の言葉を紹介しよう。
基本的に「バイバイ」以外は自分から言わないが、こちらから言ってあげるとオウム返しで答えてくれるものがいくつかある。
5-1. 挨拶・お礼系
「バイバイ」または「ババイ」
こちらは言わずもがな「バイバイ」のことである。
発言と共に手を振ってくれるのがかわいい。一時は「Coucou(ククー)」も覚えさせようとしたが、バイバイのほうが発言しやすいようだ。
とはいえ、「Tu fais coucou?」と言うと、ちゃんと手を振ってくれるのでかわいい。
「ください」
これも言葉通り「○○をください」のことである。
食事時にしょっちゅう「ぼ!」と「おこめぼー」をおねだりしてくるため、「ください」と言わせるようにしている。しつけは大事なのである。
「あ…と」
これは「ありがとう」という意味の言葉。
「くちどけおこめぼー」をおねだりしたときに「ください」とセットで言わせるようにしている。「ぼ!ください!」→「はいどうぞ」→「あ…と」という流れが日常になっている。
5-2. お散歩・絵本系
「ぽ!」
これはどうやら「散歩」のことを指すらしい。
「On part se Promener?(お散歩行く?)」と聞くと「ぽ!ぽ!」と発狂する。散歩が大好きなようだ。
「よも!」「ゆも!」
これは一緒に絵本を読んでほしいときに言ってくるフレーズ。
ちゃんと絵本を片手に座りに行き、「ここ!」と横に座るように命令してくるのがかわいい。絵本好きは相変わらずである。
5-3. 位置・状態を表す言葉
「ここ」「ち」
前回既に紹介した言葉かもしれないが、「ここ」や「こっち・あっち」を指す言葉。
散歩中にもよく「ち!」と言ってぺぎこちゃんを困らせている。行きたい方向を主張するのは良いことだが、付き合うのは大変である。
「いたい」
通常、どこかに頭をぶつけたり、膝を打ったりしたときには「ここ!」と指差してくるが、稀に「いたい」と指差すので、意味がわかっているようだ。
ちなみに、痛みにかなり鈍感なせいか、なかなか泣かないので、本当に痛いのか、どこを怪我したのかがわかりにくいのが懸念点である。
「ごーんて」「でーんて」
これもどこかに頭をぶつけたり、すっ転んでしまったときに発言する言葉である。
「ここ!ごーんて」とか「ででーんて」と手のジェスチャーを添えて一生懸命言ってくるのが何とも言えない。(かわいそうだけどかわいい)
5-4. 発見・確認系
「た!」「あった!」
何か目当てのものを探して見つけたときに発言するフレーズ。
宝探しゲームのように、「○○はどこ?」と聞くと、一生懸命探して「た!!」と嬉しそうに報告してくれる。
「ない」
「くちどけおこめぼー」がなくなったときや、かくれんぼでぺぎぃが隠れてしまったときに発言する言葉。「パパ、ない…」と発言するのがかわいい。(すぐ出てくるから安心してほしい)
5-5. 要求系
「てて!」
こちらも前回紹介したかもしれないが、大分定着してきたフレーズ。手を渡してほしいときに発言する言葉である。
単純についてきてほしいとき、支えてほしいとき、とりあえず握ってほしいときなど、用途は未知数。どんな場面でも「てて!」と言われると、ついつい手を差し出してしまう。
まとめ:2歳ごろの語彙力

以上、ぺ千代ちゃんの2歳ごろの言葉を一覧にしてまとめてみた。
改めて見返すと、日本語とフランス語が自然に混ざっているのがバイリンガル育児の面白いところだと感じる。
- 魚→「そん(Poisson)」
- うさぎ→「ぱん(Lapin)」
- 眉毛→「Les Sourcils」
- 耳→「Les Oreilles」
このように、日本語でインプットされた言葉と、フランス語でインプットされた言葉が混在している状態である。
日本語で覚えていないと日常生活に支障が出るのでは?と心配されることもあるが、今のところは特に問題なさそうだ。むしろ、両方の言語を柔軟に使い分けられるようになってくれればと願っている。
これからは、もっと文章で話せるようになってくるはずなので、その成長も楽しみである。・・・と書きながら、実際にはすでに3歳になっているぺ千代なわけだが、またどこかで3歳の言葉の成長について書いていければと思っている。(いつになるかはわからない…)
スポンサーリンク

































