その他、ぺぎぃの雑学

【日本人が知らない】フランスでの常識~その①:フランス人は本当におしゃれ?【海外の反応】

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日本にいると、よく友達や会社の同僚から、『フランスっておしゃれだよね~』と言われる。

それに対して、たわしはいつも『ほうほうほう、フランスはオシャレなのか』と頷いて見せているが、たまに、『本当にオシャレかな?』『そもそもオシャレって何だろう?』と考えるときがある。

本章では、「【日本人が知らない】フランスでの常識」第1弾として、フランス人は本当におしゃれなのかについて検討してみたいと思う。

「おしゃれ」とは?

まず、そもそも「おしゃれ」とは何か?さっそく国語辞典で調べてみる。
お-しゃれ(御洒落)[名・形動]服装や化粧などを洗練したものにしようと気を配ること。洗練されていること。また、そのさまや、その人。 [英]smart

ほうほう、なるほど。つまり服装や化粧がスマートな人のことをいうようである。確かに、フランス人、特にパリに住んでいる、いわゆるパリジャン・パリジェンヌは昔からそのような「おしゃれ」なイメージが固い。

では、いったい何がそう彼・彼女らを「おしゃれ」に見せているのか、日本人との比較を通じて分析してみたいと思う。

ちなみに、念のため断っておくが、このブログの著者ことぺぎぃは「おしゃれ」の「お」の字も知らない、ただの温泉ペンギンである。なので、ここから下に書いてある分析は、飽くまでぺぎぃ一個人の独断と偏見に基づいていることをご理解いただきたい。
ちなみにぺぎぃの唯一のおしゃれポイントは、頭の上に乗っているちゅーりっぷである。

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 フランス人は「おしゃれ」なのか?

まず、国語辞典によると、「おしゃれ」であるためには、な「服装や化粧などを洗練したものにしようと気を配ること」が必要にってくる。しかし、平均的に見て、実はフランス人よりも日本人のほうがファッションや化粧に気を配っているとたわしは思う。

例えば、日本の場合、女性は毎朝メークアップに時間をかけ、男性のほうもネクタイや時計、靴といった服装にものすごく気を配っている。勿論、人それぞれなので、全く周りを気にしない人も中には当然いるわけだが、平均的にみて日本人は周りから「浮いている」状態を好まない傾向がある。そのため、「この服を着ていったらどう思われるだろうか」「肌が荒れすぎていないだろうか」「髪はばっちり決まっているだろうか」と、身だしなみをしっかりと整える傾向にあるとたわしは考えている。

しかし、フランス人の場合はどうだろう?

これまた、平均的な話をしているだけなので、中にはものすごく凝った人も確実にいる。しかし、総合的にみて、フランス人女性は日本人女性ほど化粧に時間を費やさないし、フランス人男性日本人男性ほどブランド品にこだわらない人が圧倒的に多い。服装にしても、フランス人男性は特に、家でも職場でもジーパンとシャツ/セーターを着ていることが多い

また、髪型についても、フランス人は日本人ほどばっちり決めることは少ない。女性の場合、寝ぐせのまま職場に来ている人もいるし、男性の場合は更に適当で、軍隊のように丸刈り+髭ぼうぼう、また2日に1回しかシャンプーをしない人も大勢いる。それくらい大雑把なものである。

つまり、国語辞典の定義に戻ると、フランス人よりもむしろ日本人のほうが「おしゃれ」なのではないかとぺぎぃは思う。勿論、何度も言うが中には極端な例外も大勢いる。特に一部のパリに住んでいる人がパリジャン・パリジェンヌと称されるのにはちゃんと理由があるのだろう。常にシャツをびしっと整え、パンツにまでアイロンをかける人もいると聞く。しかし、飽くまで平均的にみた場合、フランス人より日本人のほうが「おしゃれ」にこだわっている気がする。

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何故フランス人は「おしゃれ」に見えるのか?

では、一体「フランス人=おしゃれ」というイメージはどこからくるのか?それには2つの根拠があるとぺぎぃは推測する。

自然体を大事にする

まずは、フランス人の場合、流行物の服装や、ブランド物の鞄で身を固めることは少ないが、自分に合った服を選ぶセンスに非常に長けている。そして、その「自分にあったファッション」こそを自分のパーソナリティの一部として、大事にする。それこそが、フランス人にとっての「おしゃれ」なのではないかとたわしは思う。

例えば、ジーパンが似合う人なら、常に同じようなジーパンを履き続け、それを自分のスタイルとして同化させる。ニット帽が似合う人なら、夏、、はちょっと言いすぎかもしれないが、春にでも秋にでもニット帽をかぶって自分らしさをアピールしている。

つまり、フランス人は特に凝り固まったメイクをするわけでもないし、髪を染めるわけでもない、ヘアスタイルも自然のままの人が多い。しかし、その自分らしい自然体こそを人生をかけて追及していく。そういう自分のスタイルに自信を持った人独特の雰囲気が、『ああ、フランス人はおしゃれだな』というイメージと結びつく気がする。

いざというときに変身する

自然体とは言ったものの、さすがのフランス人達も、大勢の人が集まるイベントや、意中の相手を振り向かせるためのソワレにもジーパンとニット帽で出かけるわけではない。

彼らは、いざというときに変身するのである。

例えば、常に会社でもスーツ姿、髪の毛もびしっと整え、金ぴかの高級時計を締めている人が、とあるディナーに参加したとしよう。たとえ、ディナー用に特注でコーディネートしたスーツを着ていったとしても、あまり普段とのギャップは感じられないだろう。

しかし、普段はジーパンに柄シャツ、かろうじて襟や袖にはアイロンがかけてあるが、髭はぼうぼうに生えている。そのような人が、急にネクタイ&スーツ姿で、手首に香水をかけ、髭も剃った状態でディナー会場に現れたらどうだろうか?普段とのギャップに『えっ!?』っとならないだろうか?

女性の場合も、普段はだぼだぼの服を着ていて、素顔に眼鏡をかけた人が、急に目元が強調されたメイクをして、胸元が見える黒いシャツに、セクシーなレザースカートを履いてきたらどうなるだろうか?『これがあの○○さん!?』とどんな男性でも釘付けとなることは目に見えている。

この、「自然体⇒エレガントな変貌」こそが、実は「フランス人=おしゃれ」と結びつける秘密なのではないかとぺぎぃは考えている。

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