かわいい名前やフレーズ

フランス語で犬や猫などペットに付けるかわいい名前【30選】

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ヤフーの知恵袋などで、よく「フランス語で犬の名前を付けたい!」とか「猫に付ける名前で、かわいいフランス語をおしえてください!」といった質問を見かける。

ぺぎこ
ぺぎこ
フランス語で名前を付けると、どこかしらおしゃれな感じがするのよね。

しかし、ネット上で他人が紹介しているフランス語の名前を探してみても、適当に拾ってきたフランス語の言葉をカタカナ表記で並べているだけだったり、フランスで付けられているペットの名前をただ紹介しているだけだったり、あまり日本人には優しくない印象を受けた。

そこで、この記事では、以下のポイントに特に注意して、皆さんにフランス語のペットの名前を紹介しよう:

名前選びのポイント

日本人に親しみやすい
→ 意味がわからなくても、おしゃれでかわいい

発音が簡単
→ カタカナ表記のまんまで完璧に発音できる

言葉の意味もかわいい
→ フランス人が聞いてもかわいいと感じる

フランスっぽい
→ 「キウイ」や「トーフ」などの日本にも存在するような名前はNG

実際にぺぎぃもフランスで2匹の猫を飼っている。名前も「Tolala(トララ)」「Kagué(カゲ)」と、意味は日本風であるがフランス語でもスペルが簡単で、誰でも発音できるような名前を選んでいる。

今回皆さんに紹介する名前も、フランス風であるが日本語でもカタカナ表記が簡単で、なじみやすいものを選定したつもりである。これからペットにおしゃれでかわいい名前を付けたいという方は是非とも参考にしてくれると嬉しい。

また、記事の後半では実際にフランスで犬や猫に2019年に付けられた名前のランキング表も載せてみた。こちらの方は、飽くまで「フランスで暮らすフランス人が付けたペット名前」であるため、日本人には発音が難しかったり、あまりおすすめできるものではなかったりもするが、興味本位で「へぇ~、フランス人はこんな名前を付けるんだ!」と覗いてみるのも面白いかもしれない。

ぺぎこ
ぺぎこ
それでは、行ってみよう!
フランス語で「かわいい」という意味の表現【誉め言葉まとめ】フランス語で「かわいい」とどう言えばよいのだろうか?また、異性を褒める言葉としてどの表現が一番適切なのだろうか?このような疑問に答えるため、この記事ではフランス語で「かわいい」や「きれい」を意味する言葉をニュアンス・発音と共に紹介していく。...

フランス語でペットに付けるかわいい名前【30選】

フランスでも、日本と同じように、ペットに付けられる名前は人さまざまである。

勿論、フランス語にもかわいい名前おしゃれな名前は星の数ほど存在するが、今回は飽くまで、日本人にも親しみやすく発音も簡単でフランス人が聞いてもかわいいと思えるフランスっぽい名前を紹介していくことにする。

新しいペットの名前を選ぶ際の参考になれば非常に幸いである。

1-1. 木の実の名前

動物に木の実の名前を付けるのは、フランスでも可愛らしいと人気である。

ここでは、木の実からくる名前として、メス用のものと、オス用のものに分けて紹介していこう。

ぺぎぃ
ぺぎぃ
と言っても、特に男性名詞・女性名詞で区別したわけでなく、飽くまでフランス語の響きからオス・メス分けてみただけなので、入れ替えたいという方お好きにどうぞ!

・メス用の名前(♀)

クレモンティーヌ
Clémentine
「クレモンティーヌ(Clémentine)」とはフランス語でミカンのこと。少しスペルが長いかもしれないが、フランス人女性の名前にも付けられるほどおしゃれでかわいい名前であるため、かなりおすすめ。小型のペットにも大型のペットにも使える。
スリーズ
Cerise
「スリーズ(Cerise)」とはサクランボのことである。この名前も女性の名前に使われることがあるおしゃれな名前。どちらかと言うと大型ペットの響きがあるが、子猫や子犬にも使えなくもない。
ちなみに、桜の木は「スリジエ(Cerisier)」という。個人的にはサクランボの方がかわいい気がするが、スリジエをペットの名前にするのもあり。
フランボワーズ
Framboise
「フランボワーズ(Framboise)」とはラズベリーのことである。女性の名前では「フランソワーズ(Françoise)」に似ている響きがある。非常にフランスっぽい名前なので、ペットにフランス語の名前を探している人にはおすすめ。小型&大型のどちらのペットにも使える。
フレーズ
Fraise
「フレーズ(Fraise)」とはイチゴのことである。日本語でも「いちご」という名前の子犬を見かけたことがある。かなりかわいい名前である。どちらかと言うと、小型ペット向け。

・オス用の名前(♂)

カシス
Cassis
「カシス(Cassis)」とはグロスグリのこと。フランスではよく見かける黒い少し酸っぱい木の実である。黒っぽいペットの名前に相応しいかと思われる。響きも結構かっこうよく、フランス人が聞いてもすごくかわいい。どちらかと言うと、小型のペット向けの名前である。
ノワゼット
Noisette
「ノワゼット(Noisette)」とはナッツのことである。とても可愛い名前で、ぺぎぃとしては非常におすすめ。オス用の名前としたが、メス用として使っても全く問題ない。
茶色っぽい小型のペットにはピッタリの名前かと思われる。
ポム/ポンム
Pomme
「ポム/ポンム(Pomme)」とはリンゴのことである。ペットの名前としては珍しいかもしれないが、日本語のカタカナ表記の響きが結構かわいかったので採用した。大型&小型のペットのどちらにも使える。
レザン
Raisin
「レザン(Raisin)」とはブドウのことである。「レザン」と聞いて真っ先に連想するのは赤ブドウの方なので、黒っぽい色のペットに付ける名前として最適かと思われる。日本語の響きもなかなか格好よく、意味がフランス語で果物の名前というギャップが結構面白い。

1-2. 食べ物の名前

木の実以外の食べ物で、ペットの名前にふさわしいものもいくつか選定してみた。ここでも一応、メス用オス用に分けてみたが、個人の好みによって意見は分かれると思うので、お好きに選んでいただいて構わない

・メス用の名前(♀)

キャネル/キャネール
Cannelle
「キャネル/キャネール(Cannelle)」とはフランス語でシナモンのことである。別に「シナモン」という名前を直接ペットに付けても十分可愛いと思われるが、あえてフランス語の名前が良いという方のために紹介する。フランスではかなり人気の名前で女性の名前としても見かけることが多い。
シューケット
Chouquette
「シューケット(Chouquette)」とは、シュー生地にパールシュガーをまぶして焼いた、手のひらよりもやや小さめのかわいいフランスのお菓子の名前である。ペットの名前にはフランスでも非常によく用いられる。大型&小型のペットのどちらにも合う名前である。
ファリン/ファリーヌ
Farine
「ファリン/ファリーヌ(Farine)」とは小麦粉のことである。ペットの名前としては珍しいかもしれないが、日本語のカタカナの響きが非常にきれいだったので採用した。フランス人が聞いても、「え?小麦粉っていうの?かわいい!」と受けること間違いなし。どちらかと言うと、小麦粉のように白っぽい色のペットに会う気がするが、「黒くても小麦粉」というギャップもまた面白いのかもしれない。結構おすすめ!

・オス用の名前(♂)

クロケット
Croquette
フランス語で「クロケット(Croquette)」というと、真っ先に連想するのは猫や犬の餌に用いられる固いコーンフレークのようなもののことである。しかし、日本で言うコロッケのような、マッシュポテトと肉類を丸めて油で揚げたものも「クロケット(croquette)」と呼ぶ。
犬や猫など、ペットの名称として用いられることもたまにある。
ショコラ
Chocolat
「ショコラ(Chocolat)」とは、フランス語でチョコレートのことである。人の名前に用いられることこそないが、ペットの名前としてはかなり人気が高い言葉である。日本語の響きも良いので非常におすすめ。黒や茶色のペットに付ける名前としておしゃれで良いかもしれない。
ソルベ
Sorbet
「ソルベ(Sorbet)」とはシャーベットのことである。シャーベットと聞くと、少し冷たいイメージがあるかもしれないが、カタカナ表記も3文字で済むしペットの名前としては結構響きが良い。個人的な感覚が強いのかもしれないが「ソルベ(Sorbet)」と聞くと知的なイメージを連想させられる。薄い色のペットには良いかなと思う。
ビスコット
Biscotte
「ビスコット(Biscotte)」とはクッキーのことである。他にもフランス語でクッキーは「ビスキュイ(biscuit)」と言うことも多いが、ペットの名前としては「ビスコット」の方が可愛らしかったので、こちらに載せた。イメージとしては、少し小さくて丸いサイズのペットとかにおすすめだろうか?(猫やパグといった小型犬、ハムスターなど)
ポアロ/ポワロ
Poireau
「ポアロ/ポワロ(Poireau)」とは長ネギのことである。ペットの名前に長ネギは日本では聞いたことがないかもしれないが、フランス語にすると結構響きが良いので採用した。また、フランス人に「私のペットの名前はポアロ(長ネギ)です」と言っても、全く悪い印象は受けない。むしろ、「かわいい!」と絶賛される。
因みにアガサ・クリスティーの小説に登場する名探偵の名前もポアロというが、あれはスペルが異なり、「Poirot」と書く。
ミエル
Miel
「ミエル(Miel)」とはフランス語で蜂蜜のことである。ペットの名前としては結構かわいく、日本語の響きも割とおしゃれである。黄色っぽい色のペットにはちょうど良い名前かと思われる。大型&小型のペットのどちらにも使うことができる。

1-3. 小物や仕草の名前

ここでは、小物仕草の言葉の中から、かわいい響きがするものを揃えてみた。

小物と言っても、ペットの名前として使っても全く失礼にならないような物ばかりを集めてみたので、心配はいらない。ここでも、お好みでメス用オス用の名前を入れ替えても良い

・メス用の名前(♀)

カリン/カリーヌ
Câline
「カリン/カリーヌ(Câline)」とはフランス語で「甘えん坊」という意味である。特に撫でやすい猫などに用いることが多い形容詞である。
有名な日本の漫画『ドラゴンボール』にもカリン様という猫の姿の仙人が登場するが、あれは「カリン糖(カリン様の塔)」から来ているダジャレなので、フランス語の「カリン/カリーヌ(câline)」とは異なる。猫以外にも、もちろん犬やその他のペットに用いることができる名前である。
カレス
Caresse
同じく「カレス(Caresse)」とは愛撫のことである。日本語のカタカナの響きはオスみたいな感じがするが、フランス語の「caresse」にはどちらかと言うとメスっぽい響きがあるため、こちらに記載した。
こちらもかなりおしゃれな名前だと思うので、おすすめである。猫の名前に用いるのが多い気がする。
ノワール
Noir
「ノワール(Noir)」とは黒という意味である。他にも「ブラン(blanc)=白」や「グリ(gris)=灰色」、「ティグレ(tigré)=トラ模様」などの色が存在するが、個人的にはペットの名前として日本語で一番しっくりとくるのは「ノワール(noir)」だけな気がする。
若干ミステリアスでありつつも、かわいくおしゃれな響きがあるので、日本語で「クロ」と命名するのに飽きたときには使ってみるとよいかもしれない。
プリューム
Plume
「プリューム(Plume)」とはフランス語で羽根のことである。しかし、だからと言って必ずしも鳥類のペットにしか用いられないという訳ではない。フランスでも犬や猫などのペットの名前に比較的よく用いられている名前である。
『ドラゴンボール』をご存じの方にまた例を挙げると、ヤムチャと一緒に旅をしていたプーアルという猫みたいな登場人物のフランス語の名前は「プリューム(plume)」である。
ペルル/ペール
Perle
「ペルル/ペール(Perle)」とは真珠のことである。ペットの付ける名前としては非常に豪華なものであるが、フランス人からしても全くギラギラした感じもしないし、とてもシンプルで素敵な名前である。
イメージで言うと、なんとなく白っぽくて小さいペットにぴったりの名前な気がする。

・オス用の名前(♂)

ビジュ
Bijou
「ビジュ(Bijou)」はフランス語で宝石という意味である。先ほどの「ペルル/ペール(perle)」と比較すると、若干ギラギラした感じがするが、日本語のカタカナ表記の響きが良く、フランス人がペットに付ける名前としても人気が高いらしいので、今回紹介することにした。
個人的には、フランスで自分のペットのことを「宝石」と呼びたくはないが、日本でペットに「ビジュ」という名前を付けるのは十分ありな気がする。日本人が使うには良い名前である。
カラン
Câlin
「カラン(Câlin)」とは、先ほど紹介した「カレス(caresse)」と同じで、愛撫という意味の言葉である。こちらはオス用の名前。日本語の響きも良いし、非常におしゃれな感じがするのでおすすめである。大型&小型のペットのどちらにも使える。

1-4. その他、自然界の名前

最後に、自然界に存在する「天気」や「月」といった、ペットの名前としては少しおしゃれなフランス語の名前も紹介しよう。珍しくておしゃれな名前をご検討の方には非常におすすめである!

・メス用の名前(♀)

ソレイユ/ソレーユ
Soleil
「ソレイユ/ソレーユ(Soleil)」とはフランス語で太陽のことである。結構かっこいい名前なので、オス用かメス用か迷ったが、フランス語の響きがメスに近かったのでこちらに記載した。人の名前では「Solène(ソレーヌ)」に近いのかもしれない。割とおすすめの名前である。大型&小型のペットのどちらにも使える。
ネージュ
Neige
少し珍しい名前では「ネージュ(Neige)」というものもおすすめする。これはフランス語で雪という意味の言葉である。日本語のカタカナの響きもよいし、とてもおしゃれで繊細なイメージがある。
どちらかといえば、やはり白っぽい色をしたペットに付ける名前として相応しいのではなかろうか?
リューヌ/リューン
Lune
「リューヌ/リューン(Lune)」とは月のことである。これもまた、日本語の響きもフランス語の意味も非常におしゃれである。
「ソレイユ/ソレーユ(Soleil)」と同じく、メス用の名前かオス用の名前か大分迷ったが、とりあえずこちらに記載しておくことにしたが、オスのペットに付ける名前としても良い。大型&小型のペットのどちらにも使えるので、非常に万能な名前である。

・オス用の名前(♂)

エクリプス
Eclipse
「エクリプス(Eclipse)」とはフランス語で日食や月食のことを指す言葉である。ペットの名前としては、日本語のカタカナの響きもかっこいいし、フランス語の意味もまたかっこいいし、これ以上はないのではないかと思えるほどかっこいい名前である。どちらかと言うと大型のペットに用いるのが最適かと思われるが、別に小型のペットに用いても問題ない。
シエル
Ciel
「シエル(Ciel)」とは空のことである。発音に気を付ける必要があるが、これは英語で貝殻を指す「シェル(Shell)」ではなく、「シエル」と読む。イメージとしては、灰色っぽいペットや、青い目をしたペットによく似あうのではないかと思う。
ちなみに、日本のロックバンドの名前にもL’Arc~en~Ciel(ラルク・アン・シエル=空のアーチ(虹))というものがある。あれも同じ「シエル(ciel)という単語から来ている。
フロコン
Flocon
「フロコン(Flocon)」、これは雪の結晶や雪花のことである。空からふわふわと雪が舞い降りてきたときに「Il y a des flocons de neige(雪のフロコンが降ってきた)」とフランス語で言う。したがって、ペットの名前としては非常におしゃれなものである。ふわふわした毛並みのペットにはおすすめ。

フランスで人気がある犬や猫の名前は?【2019年ランキング】

前章ではぺぎぃがおすすめする日本人向けのフランス語のペットの名前を紹介してきたが、では実際にフランス人がペットに付けている名前にはどのようなものがあるのだろうか?

実はフランスでは、名前に対するオリジナリティー想像力を促進するために、毎年ペットや人の名前に付ける頭文字のアルファベットを変えるという面白い方法がとられている。

例えば、

・2018年は、頭文字「O」から始まる名前が推奨

・2019年は、頭文字「P」から始まる名前が推奨

・2020年は、頭文字「R」から始まる名前が推奨

こういった具合である。

ぺぎこ
ぺぎこ
へぇ~、面白いことをするのね!でもどうしても付けたい名前の頭文字が当てはまらない場合はどうするの?
ぺぎぃ
ぺぎぃ
まぁ、勿論「推奨」というだけであって、「強勢」ではないから、好きな名前を付けても問題ないよ。

それでは、これから2019年にフランスで付けられたペットの名前で一番多かったものは何か、ランキングを見てみよう。(ちなみに、参考元はこちら:https://www.lefigaro.fr/langue-francaise/actu-des-mots/les-noms-de-chats-et-chiens-preferes-des-francais-20191004

2-1. 2019年にフランスで付けられた犬の名前(1~10位)

1位:ペルル/ペール
Perle
「ペルル/ペール(Perle)」とは、先ほど紹介した真珠という意味の名前である。2019年には見事に犬の名前ランキングで1位に輝いた。頭文字「P」で始まる名前として、メスの犬に非常に多かった名前らしい。
2位:ピクセル
Pixel
「ピクセル(Pixel)」とは言わずとも知れたデジタル画像の最小単位のことである。ペットの名前としては非常に珍しく、21世紀を感じさせられる。響きはなかなか良いかも。
3位:プーキー
Pookie
「プーキー(Pookie)」とは特にフランス語では意味を成す言葉ではないが、フランスで人気の歌手アヤ・中村が2019年に出したシングル曲のタイトルが頭文字「P」から始まる「Pookie(プーキー)」であったため、それの影響が強かったと思われる。
ピラッツ/プラット
Pirate
「ピラッツ/ピラット(Pirate)」とは海賊という意味の言葉である。確かに頭文字「P」であるが、ペットに付ける名前としては…うーむ。
プリューン/プルーン
Prune
「プリューン/プルーン(Prune)」とはフランス語でプラムのことである。日本語によく似ていたため、前章では紹介する名前の対象からあえて外していたが、非常に可愛くておすすめの名前である。フランス人女性にもPruneという名前の人がたまにいる。
プラリーヌ/プラリネ
Praline
「プラリーヌ/プラリネ(Praline)」、これも説明しなくてもわかる通り、焙煎したナッツ類に加熱した砂糖を和えてカラメル化したフランスのお菓子プラリネのことである。こちらも、日本語の名前とフランス語の名前が同じなので前章で紹介する名前の対象外となってしまったが、かわいいのでペットの名前としておすすめである。
ピンク
Pink
「ピンク(Pink)」はフランス語ではなく、英語。桃色のことである。
プラダ
Prada
「プラダ(Prada)」はイタリアの高級ファッションブランドである。ペットの名前としては、個人的には些かギラギラ過ぎる気がする。
ナラ
Nala
「ナラ(Nala)」とは『ライオンキング』に登場する雌ライオンの名前である。ここにきて頭文字「P」でもないのに、9位に入るとは、相当フランスで人気が高い名前であることに間違いがない。
ぺぎぃとしては、犬の名前ではなく、猫の名前に近いと思っていたが、人によって感覚は異なるようである。
プンバァ
Pumba
「プンバァ(Pumba)」もまた、『ライオンキング』に登場するイノシシのことである。フランスではペットの名前に『ライオンキング』からの登場人物の名前を付けるのが流行っているようだ。

2-2. 2019年にフランスで付けられた猫の名前(1~10位)

1位:パブロ
Pablo
2019年にフランスで付けられた猫の名前で堂々の1位に輝いたのは何と「パブロ(Pablo)」というスペイン語の名前であったようだ!この名前は男性の名前にも非常によく用いられている。
確かに人気の名前ではあるが、猫の名前ランキング1位に輝くとは、非常に驚きである。日本語では、どちらかというと猫よりは犬をイメージする方が多いのではないだろうか?
2位:ピルー
Pilou
「ピルー(Pilou)」とは、日本語の発音が難しいが錠剤のピルことではなく、ふわふわとした布生地のことである。(もこもこ生地とか、マイクロファイバーとか言う)
頭文字「P」から始まるし、ふわふわとした毛の猫の名前にはピタリである。
3位:パシャ
Pacha
「パシャ(Pacha)」とは州知事という意味であるが、おそらくこの名前が人気だった理由は、発音が「パシャ=Pas chat(猫ではない)」と同じだったからである。ただのギャグ…
シンバ
Simba
「シンバ(Simba)」は先ほどの犬ランキングでも登場した『ライオンキング』の主人公の雄ライオンの名前である。頭文字「P」の年であるにも関わらず、ランキング4位を飾るとは、おそるべし『ライオンキング』の人気!
ピクシー
Pixie
「ピクシー(Pixie)」とは妖精の一種である。
ちなみに、日本語版の『ポケットモンスター』にも同じようにピクシーという名前のものがいたが、フランス語でそのポケモンの名前は「メロデルフ(Melodelfe)」と言うため、全く関係がない。
ピラッツ
Pirate
「ピラッツ/ピラット(Pirate)」、犬のランキングでも4位を勝ち取っていた海賊が、猫のランキングでも6位の座に君臨している。ペットに海賊と言う名前を付けるのが流行っているのか…ぺぎぃには少しわかりかねる。
プランス
Prince
「プランス(Prince)」、これは英語での「プリンス」と全く同じ言葉で、王子という意味である。フランス語では「プリンス」ではなく、「プランス」と発音する。ペットに付ける名前としては、結構偉そうかも…
ペルル/ペール
Perle
「ペルル/ペール(Perle)」、真珠は猫に付ける名前でもやはり人気の名前のようだ。何度も言うが、日本語の読み方もかわいいし、結構おすすめの名前である。
プリューム
Plume
「プリューム(Plume)」、こちらも前章で紹介したおすすめの名前の一つである。フランス語での意味は羽根。猫の名前として割と人気であるようだ。
ペプシ
Pepsie
「ペプシ(Pepsie)」はおそらくペプシコーラから由来している名前である。ペプシコーラの「ペプシ(Pepsi)」は語尾に「e」が付かないが、ペットの名前として用いる場合にはどうやら「e」を付け加えるようだ。メス猫だからかな?
ぺぎこ
ぺぎこ
ランキングには乗り切らなかったけど、猫の名前の11位の「ミネット(Minette)」という名前もフランスでは結構人気みたいね!
ぺぎぃ
ぺぎぃ
そうだね、「ミヌ(Minou)」「ミネット(Minette)」は猫によく使われる猫限定の人気言葉だよ。頭文字「P」縛りにも関わらず11位を獲得しているところが人気の高さを証明しているね!

おわりに:フランス語でペットに付ける名前

いかがだっただろうか?

ペットに付けられるかわいい名前はフランス語で見てみただけでも数えきれない数が存在する

今回はその中でも、カタカナ表記の発音が簡単日本人にも親しみやすくフランス人が聞いてもかわいいと思えるフランスっぽい名前を紹介してみた。また、ぺぎぃが紹介しきれなかった名前もネット上を探せばいくらでもでてくるだろう。

ペットの名前を決めるのは、ペットの一生がかかっているので難しい選択かもしれない。でも、最終的にはどのような名前を付けても、かわいいペットはかわいいのである。つまり、あまり無理に考えすぎずに、「この名前はかわいいかも!」「これはおしゃれだね!」と思った名前を付けてあげるのもありかと思う。

かわいいペットを大切に、今後も仲良く暮らしていくことをぺぎぃは心の底から願っている。

ぺぎぃ&ぺぎこ
ぺぎぃ&ぺぎこ
この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回お会いしましょう!
ぺぎぃのフランス語講座~フランス語のフレーズ【まとめページ】このページでは、今までにぺぎぃが作成してきた「フランス語のフレーズ」に関する記事をまとめている。興味がある方は是非とも参考にしていただければ嬉しい。...

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